声優の仕事・声優の事務所選び
声優の仕事といえば何があるだろうか。
アフレコ・・・ほかに何か出てくる方はいらっしゃいますか?
出てこない方は、まだまだ声優の仕事を知らないだけです。
声優にはアフレコはもちろん、外画の吹き替え、ナレーション、MC、ゲーム
舞台、歌、などなどもっと細かなところまでいけば、地方のイオンなんかを回る営業や
着ぐるみをきるようなものまであります。最近だと声優一本では難しいがために、
CMや俳優業、すなわち実写に出るものもかなり増えてきましたね。
私が思うに近い将来声優事務所と芸能事務所はあまり区別がなくなるのではないかと考えています。というのも、声優は2.5次元舞台に出るようになり、また俳優がアニメのアフレコをするというのもごく一般的になってきているからです。
キャスティングというのは一般的に事務所を通じて行われます。
そのため、大きなプロジェクトに携わるのは必然的に大手の事務所になってきます。
汚い話だと思われるかもしれませんが、正直なところキャスティング権というのはお金で買えてしまいます。声優事務所と芸能事務所は、はっきり申し上げて資金力に雲泥の差があります。例えば業界最大手の青二プロダクションの資本金が2600万円に対し、アニソンなどを手掛けるLiSAさん所属するソニーミュージックアーティスツは4億5千万円です。
もちろん業界にはかなりの派閥が存在し、そう簡単に統一されることはないでしょうが、少なくとも資本金の大きな事務所に入れるというのは、仕事がそれだけ回ってくる確率が高いということです。少ない座席の奪い合いですから、少しでもチャンスが回ってくるほうがいいですよね?
声優には様々な仕事があります。それらを手にするのは最終的に大手の事務所です。
小さな事務所が全く太刀打ちできないというわけではありませんが、率直に言って利権のからみを考えても大手に行けるほどの安心はありません。
声優になりたい方はまずは最大手事務所らの一般公募などのオーディションを受けてみてはいかがでしょうか。そこで受かれば儲けもの、うからなくてもあきらめないなら、専門学校、養成所という道もあるのです。まずは地道に資料集めなんかしてみるといいですよ。