声優のアルバイト

声優にとってアルバイトはどっちが本業かわからなくなるほどなもの…

正直、声優という職業だけで食べていくのは本当の本当の本当の一握りの人間だけです。それもものすごい競争率です。具体的な数字で言えば、なりたい人が３０万人、レッスンに通い、私のように声優という肩書だけでももらえたという人が１万人、そのうち声優名簿に載るのは千人、そのうち１シーズン（３カ月）食べていけるのが３００人…めちゃくちゃ倍率高いですよね？ですから多くの声優はアルバイトを掛け持ちしながら、声優業もやりつつというのが現状です。

アルバイトと簡単に言いましても、正直なところ、声優の仕事は前日、ないしは当日突然今日来れる？！とか言われて当たり前の世界でして…それを理解してくれるようなバイト先はなかなか見つからないのです。

もちろん声優さんや役者の卵だけを集めた居酒屋さんや、個人店で許してくれる優しいところもあるでしょうが、多くはそうはいかず、金銭的な面で声優を断念するということも少なくありません。ではこの状況をどう打開するのか。それはズバリ「オープニングバイト」です。開業当時からいる従業員はなかなかやめさせられません。しかも戦力になってくれていればなおさらです。ですが、最初雇われるときに正直に言うと雇われにくいのも現実です。ですから、うまくそこはのりきりましょう（笑）雇用さえされてしまえばこっちのもんです！不当解雇等になるので企業は無理にやめさせることができないのです。しっかり働いて戦力になって、バイトリーダーくらいになれればコンビニクラスのバイトであれば店長よりも正直上みたいなものです（笑）

実際に自分がそうで、ほかの人が固定シフトの中、勝手に自由シフトで「いついつ入りまーす」「あーその日は収録で無理で～す」なんていってました。

バイトはズバリオープニングで主導権を握る！これが声優のアルバイトの鉄則ではないでしょうか！

後はエキストラのアルバイトで拘束時間に正直見あいませんが、現場に行くチャンスをつかむのもありですね。