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声優の活舌練習part2

前回は滑らかに話すことを中心にお話ししました。

今回は実際に声を発さないで行える活舌練習をお伝えいたします。

 

声を発さないのにどうするのか。それは、活舌練習というのはいわば表情筋や舌といった筋肉のトレーニング、すなわち筋トレだということに視点をおきます。

となれば、別に声を出さずとも活舌練習にはなりますよね!

 

声を出して練習するのは家族に見られて恥ずかしいとか考える必要ありません。

筋トレですから音は立ちません。その筋トレ方法が、「アイウベ体操」です。

 

なにそれ?

 

はい、変な名前の体操ですよね(笑)別に僕が名前を付けたのではなく、講師から教わった内容ですから、誰かがつけたのでしょう。

やり方はいたって簡単です。先ず「あ」の口を大きく開いてください。思いっきり大きくですよ。次に口を横に思いっきりひらいて「い」の口にします。そして「う」は口を思いっきりすぼめてください。最後は「べ」舌をおもいっきりあっかんべーの用に思いっきり外に出します。

変な顔になるし、他人の前ではできませんが、鏡に向かってひっそりと練習するにはもってこいの体操です!

 

いやいや他人の目がどうしても気になるよ!!

そういう方には次の体操方法もおすすめです。

ラ行を言う口の中はどうなっていますか?口の中はおそらく上の歯の付け根についています。そしてそこから、その前歯を思い切り押し出すイメージで8回押してください。

今度は下の歯に舌先をつけて同様に8回ほど交互にやります。

 

これを3セット、暇なとき常にやってみてください。これだけでかなり舌の筋トレになります。

これは「稼ぐ!話し方」真地勇志さん著による練習方法です。ほかにも筋トレ方法が詳しく、画像付きで書かれていますから、本気で声優を目指す方は、ご購読をお勧めします。

 

さてここまでは筋トレを行いました。筋トレ後には必ずストレッチやマッサージをやって筋肉をいたわってください。

とくに、舌は日常的によく使いますから、そこまで筋肉痛になりませんが、表情筋はめちゃくちゃ疲れます。

 

舌のマッサージは、舌根という部分のマッサージを行うことで柔らかくなります。

舌根とは読んで字のごとく、舌の根です。場所はあご骨の首より内側の柔らかい部分ですね。ここを親指なんかでやさしく揉捻してあげます。これは、何かしらリラックスしてものを話したいときにいも効果的です。

 

表情筋も同様ですね。表情筋、とくに頬の部分はつかれやすいですから、ここを母指球をつかい、揉捻します。

 

声優は、体のケアのためにもしっかりどこの筋肉がどう役立つのか考えてみると面白いですよ。


 

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