声優にとって必要な技術
声優にとって必要な技術は前の記事でもお話しした通り耳を鍛えること
しかし、耳を鍛えるといわれても…なんて方も多いことでしょう。
それもそのはず、まず自分がきいている声というのは内耳と外耳の二つの音から構成されているから、自分が聞こえている声と他人が聞こえている声とギャップが生まれるからです。
ではそのギャップを埋めるにはどうすればいいでしょうか?
答えは簡単。自分の声をいやというほど聞くことです。
それはもちろん、外耳、つまり他人が聞いている声ということ。
その方法は?録音です。録音した音声を何万回も聞いてください。
1分程度のテキストを朗読し、それを1時間以上かけてじっくりどこがいけないのか
はたまたどこがいいのかをしっかり聞くのです。
そして気が付いた点をメモし、次の朗読へつなげてみる。
この単純な作業こそ最も重要だと私は思います。
いい声を出したい、いい声にあこがれる。その気持ちは声優になりたいと思う人は全員思うでしょう。しかしながら、生まれ持った声を変えることは熾烈困難です。
ですから、自分の商品になる声をしっかり鍛え、他人とも比較し、鍛錬を重ねることで、自分自身が進む大きな一歩につながります。
自分の声に最初は驚くでしょうが、それも慣れです。どの音が周りに聞こえているのか、自分の声、すなわち商品をしっかり熟知しておくことが仕事につながります。
録音機材はお持ちのスマホでも構いませんが、本格的に宅録などをするには音質が悪いため、インターフェイスとマイク程度は持っておくと便利ですよ。
予算は1~2万円もあれば十分ですが、もっと音質にこだわりたいならもっと値段の張るものを買って研鑽するのもありでしょう。
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